Jan 09 2012

第12回合同セミナー

Category: BY activity, seminarmatsukat @ 4:57 am

日時:1/12(木) 16時から18時
場所:工学系総合研究棟7階第1会議室

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発表者:商倩 デザイン心理学研究室修士2年
演題(仮):顔の魅力がメガネの魅力と印象に与える影響: メガネは顔の一部
だが顔はメガネの一部ではない

発表者:成田佳奈美 デザイン心理学研究室修士2年
演題(仮):サングラスとマスクの着用が表情認知に与える影響

発表者:黒木美日子(木村研究室)
タイトル: 水彩効果図形における拡散色決定メカニズムの検討
概要:
2本の隣接する波状の色輪郭によってある領域を取り囲むと、内側輪郭の色が領域内に拡散して知覚される (水彩効果)。ただし、同様の空間配置をもつ刺激でも、色の組み合わせによっては輪郭色と異なる色が拡散して見える現象も報告されており、例えば、内側に赤、外側にマゼンタの輪郭をもつ図形では、黄色が拡散して見える場合がある。一般的な水彩効果を同色拡散、この現象を異色拡散と呼ぶとすると、同色拡散については、内側輪郭の輝度コントラストが低いときに強く生じるということが明らかにされているが (e.g. Devinck et al., 2005)、異色拡散については、同色拡散と輝度関係が逆のときに生じるという予測がされているものの、実験的な検討はなされていなかった。そこで、本研究では、水彩効果図形の拡散色はどのようにして決定されているのかということについて輝度条件に着目した実験をはじめとする3つの実験を通して検討した。


Dec 26 2011

第11回合同セミナー

Category: BY activity, seminarmatsukat @ 7:01 am

第11回 CogASプロジェクト 合同セミナー

日時:12/27(火) 16〜18時
場所:工学系総合研究棟5階第1会議室

発表者:東山英治(伝研究室)
タイトル: 協調語り場面における発話とジェスチャーの組み立て
概要:山登りに行った2人が行かなかった友人に経験を語る場面など、日常のやり取りの中には、知識の偏りによって会話に参加しているものをグルーピングすることができる。このように、知識を共有する者が協調して一つの内容を語ろうとする時、主に1)誰が話すか2)どこまで話すか3)どのように話すかという3点を、参与者間で調整する必要があると考えられる。本発表では、3人の参与者のうち2人に同じアニメーションを見せ、その内容を1人の参与者に説明させる課題を課し、そのビデオデータを会話分析の手法を援
用して質的に分析した。具体例には、協調する話者がどのように「自らが主たる説明者である」と主張す
るか(1.誰が話すか)、協調する話者たちがいかに精密に両者の説明の枠組みを一致させているか(3.どのように話すか)を例示した。

発表者:井上はるか(一川研究室)
タイトル:印象変化量を統制した動的提示が表情の認知処理に及ぼす効果
概要:表情が連続的に変化する動画像を観察するとき,動画像の最後に提示される表情の感情印象は変化方向にシフトする。ターゲット表情の静止画像と動画像を提示し,感情印象の評定が行われた。動画像の量的変化の範囲を,表情画像に対して感じられる印象により規定した。静止画像観察を基準とした動画像の感情印象のシフト量は,表情が無表情から表出するときよりも,表情が消失する場合に大きくなり,最後の表情が中程度の強度の場合に大きくなった。表情の変化が速いほど印象シフト量が大きくなる条件だけではなく,遅いほど印象シフト量が大きくなる条件もあった。これらの結果は,動画像における印象シフトの基礎にある過程が,動的表情の認知に固有の特性を持つことを示唆している。動きの情報は、表情の種類や変化のパターンによって異なる程度で寄与するものと考えられる。


May 30 2011

第10回合同セミナー

Category: BY activity, seminarmatsukat @ 2:32 am

第10回 CogASプロジェクト 合同セミナー

日時: 06.02(木) 16:00〜18:00
会場:工学系総合研究棟5F第一会議室

発表者:辻田 匡葵(一川研究室)
題名: 順序判断時における知覚様相の遷移が運動と感覚との時間関係の再較正に与える影響
概要: 異なる知覚様相の刺激ペアの間に一定の遅延を伴って数分間繰り返し呈示されると、時間関係の再較正によりそれらの刺激の時間処理過程が順応的に変化する。最近の研究において、自らが行う運動とそれに伴い呈示される刺激との間でも順応による再較正が起こることが示された(Stetson et al., 2006)。本研究では、運動−感覚間で生じた順応的変化が,順応時とは別の知覚様相にも転移するか検討した。実験1では、運動−視覚刺激の組み合わせと運動−聴覚刺激の組み合わせそれぞれについて順応による再較正が見られることを確認した。実験2では、順応した知覚様相だけではなく,もう一方の知覚様相に提示した刺激に対しても運動との順序判断を行ったところ、どちらの様相においても順応的変化が見られなくなった。実験1と実験2との間の違いから、順序判断時の知覚様相の頻繁な遷移が運動−感覚間の時間関係の再較正を抑制することが示唆された。

発表者:江河 あゆみ(木村研究室)
題名: 情景認知の際に生じる境界拡張に事前の時空間的文脈が及ぼす影響
概要: 私たちは物理的に視野が制限されていた場合であっても、自身の周囲にどのような空間が広がっているかも含めて外界をとらえることができる。このような知覚の働きに関連して、境界拡張(Boundary Extension)と呼ばれる現象がある。境界拡張は、境界で囲まれた領域の写真や絵画を見た後でそのシーンを思い出そうとすると、特に対象がクローズアップされている場合に、実際に提示されたものよりも広範囲の領域を「見た」と報告してしまう傾向や、以前提示されたクローズアップの写真をよりワイドアングルのものとして記憶し報告してしまう傾向を指す。本研究では境界拡張が生じるメカニズムについて、クローズアップの知覚に影響を及ぼす要因や先行研究で示唆されていた予測的な空間処理の関与を検討した。


Apr 30 2011

第9回合同セミナー

Category: BY activity, seminarmatsukat @ 1:57 am

第9回 CogASプロジェクト 合同セミナー

日時: 04.28(木) 16:00〜18:00
会場:工学系総合研究棟5F第一会議室

発表者:井上はるか(一川研究室)

題名: 動的表情画像の印象における慣性効果
概要: 近年,動画像を用いた表情認知研究が盛んにおこなわれている。しかしながら,動的な表情の知覚に固有の特性,表情以外の一般的な形状の動的特性についての知覚現象との相違など,まだ明らかになっていないことが多い。表情が連続的に変化する動画像を用いた研究において,表出される感情の印象が表情の変化方向にシフトするという現象(「表情の慣性効果」)が報告されている。一方,一般的な形状知覚においても,Representational Momentum(RM; 運動する物体の最終位置が進行方向に行き過ぎて知覚される現象)のように,「表情の慣性効果」に似た特徴を示す現象がある。本研究では,表情変化の方向や速度を操作し
て印象シフトを測定し,一般的な形状知覚の特徴と比較することで,表情認知の固有の特性について検討した。

発表者:澤山正貴(木村研究室)
題名: A fuzzy-edged region is perceived as differing in reflectance on textured backgrounds
概要: 概要:5/6からフロリダで開催されるVision Sciences Society (VSS)という学会で発表する研究を紹介してもらいます。日本語での発表になる予定。


Mar 01 2011

第8回合同セミナー

Category: Othermatsukat @ 3:16 am

第8回 CogASプロジェクト 合同セミナー

日時: 03.02(水) 16:00〜18:00
会場:工学系総合研究棟5F第一会議室

発表者:佐久間 直人(木村研究室)

題名: 日本語表記を用いた数字の処理過程の検討
概要: アルファベットを使用する言語圏での単語認知の心理学的研究は、発展の段階が収束に向かっているといえるほどであるが、数字の処理は独特であると考えられており、一般の単語認知とは独立して研究されている。数字では意味処理が非常に優勢であることが示されており、他の単語とは処理が異なると思われているのである。しかし、アルファベット圏の数字では、単語処理に大きな影響を及ぼす幾つかの特徴を切り分けることができないため、本当に数字は特殊な処理がされているのか疑問である。今回の発表では、日本語を利用して数字が持つ重要な特徴の効果を切り分け、数字の処理過程を単語認知の観点から検討した実験を紹介する。

発表者:牧野 公貴(比較認知研究室)
題名: ハトにおけるランドマーク使用:空間情報の統合
概要: 本実験は,2つの空間地図に共通する,方向手がかりのないランドマークとゴールの配置関係を使用して,空間地図を1つに統合できるか検討した。自然場面では,様々な方角からランドマークやゴールに接近することが考えられ,接近する方向にランドマークやゴールの位置関係は配置を保ったまま変化するため,ランドマーク配置の回転パターンを6種類使用した。訓練では,同一セッション内で2つのランドマーク対(AとB,BとC)をそれぞれ呈示して,ランドマークAとBとゴール,ランドマークBとCとゴールの配置関係を学習させた。ここで,共通するランドマークBの方向手がかりの有無による効果をあわせて検討するため,ランドマークBの方向手がかりの有無で2群に分けて訓練を行った。実験1では,訓練で同時に呈示されたことのないランドマークAとCを呈示してゴールを探索させた。2つの空間地図に共通するランドマークの方向手がかりの有無に関わらず,ランドマークAとCからゴールを探索できたことから,ランドマークとゴールの配置関係を統合できることが示された。また,実験2では,方向手がかりあり群の個体が,方向手がかりを利用することができたのかを検討するため,ランドマークB単独で呈示してゴールを探索させた。方向手がかりあり群のうち,1個体は方向手がかりを利用でき,もう1個体は方向手がかりを利用できなかったことが明らかになった。本研究から,配置情報を学習することと方向の情報を学習することはトレードオフの関係ではなく、ハトは両者の情報を利用できることが示唆された。


Jan 19 2011

WS: 多感覚認知における適応

Category: BY activity, Workshopmatsukat @ 5:49 am

多感覚認知における適応 2011.02.06 14:00 〜 18:00
千葉大学COEスタートアッププログラム・ワークショップシリーズ

目的:知覚認知過程の諸特性は,環境における適応を通して獲得されてきたものと考えられます。中でも,多感覚間での情報統合の過程や相互作用の様式は,環境の要因に対応して変化する可塑性を持つことが多くの研究によって示唆されています。このたび,実験心理学や脳機能イメージング,認知神経科学といった行動科学の異なる方法論での最新の研究成果をもとに,多感覚間の統合・相互作用とその適応について討論する機会を設けました。本ワークショップでの議論を通して,異なる感覚様相間の相互作用における適応的意義について総合的に理解する
ことを目指します。

主催:千葉大学・教育研究高度化のための支援体制整備事業
「人間理解のための認知適応科学の創成」プロジェクト(代表:伝康晴)
日時:2011年2月6日(日)14:00 〜 18:00
場所:千葉大学 人文社会科学研究科棟2階 マルチメディア会議室
会場アクセス
※キャンパス地図の文学部の3番建物の西隣,大学会館のすぐ北隣の建物です。
※キャンパスは,JR総武線西千葉駅からすぐです。

スケジュール:
14:00 〜 14:05 開催の挨拶
14:05 〜 14:55 一川誠  『注意操作とターゲット検出における視聴覚様相の特性』
14:55 〜 15:45 四本裕子 『視覚学習による脳神経機構の最適化:脳機能イメージングによる検討』
15:55 〜 16:45 倉岡康治 『サルにおける表情や音声に対する生体応答』
16:45 〜 17:35 田中章浩 『表情と音声による情動表現の多感覚知覚』
17:35 〜     総合討論

講演詳細
題名: 注意操作とターゲット検出における視聴覚様相の特性
発表者一川 誠 千葉大学文学部
概要: 視覚と聴覚において,異なる知覚様相の刺激提示が標的刺激の検出に及ぼす効果について検討した実験結果について紹介する。先行刺激によって視覚や聴覚における注意を刺激駆動的もしくは意識駆動的に誘導した場合,先行刺激の有効性に対応して標的刺激検出が促進されたのは視覚標的のみで,聴覚的標的の検出の促進は警告的効果にもとづくものであることが示唆された。他方,複数の環境音の混合からの標的音検出課題では,映像や文字などの視覚刺激提示が対応した音の検出を高めるだけではなく,他の音刺激検出を抑制する効果を持つことが示された。これらの実験結果より,視覚と聴覚における注意操作や様相間交互作用の特性について議論する。

題名: 視覚学習による脳神経機構の最適化:脳機能イメージングによる検討
発表者四本 裕子 慶応義塾大学社会学研究科
概要: 同一の刺激や課題の繰り返しにより,感度や課題成績が向上することを,知覚学習という。知覚学習による感度の向上は,閾値下の刺激でも報告されていることから,多くの知覚学習課題で,注意とは独立なボトムアップの神経機構の関与が示唆されている。本ワークショップでは,局所的な低次の神経機構の関与が示唆されている視覚課題を用い,(1) 視覚情報が運動制御に干渉する際,より弱い視覚情報が,より強い干渉を生じさせること,また,(2) 視覚情報を抑制する視覚学習において,抑制すべき情報に対する “Awareness” が,視覚学習の成立や脳活動の賦活の変化に影響を及ぼすことを報告し,低次の視覚情報処理における, “Awareness” の役割を議論する。

題名: サルにおける表情や音声に対する生体応答
発表者倉岡 康治 京都大学霊長類研究所
概要: ヒトと近縁なアカゲザルは,コミュニケーションにおいて表情や音声といった複数の感覚チャネルを用いる。本発表ではアカゲザルが種特異的な表情を見たり音声を聞いたりする際の生体応答に関する研究について議論したい。サルは視聴覚同時入力があるときに単一感覚入力の時より大きな自律神経応答を示した。これは複数感覚入力により,より強い情動が生起したと考えられる。さらに扁桃体ニューロンの多くは視覚応答性のみを示したにも関わらず,視聴覚同時入力があるとより大きな応答を示した。このような複数感覚統合に伴う応答様式を示す領域はサルの脳全体に広く存在することが分かってきており,霊長類の脳は複数感覚様相に属する情報処理にうまく対応できるように進化してきたと考えられる。

題名: 表情と音声による情動表現の多感覚知覚
発表者田中 章浩 早稲田大学高等研究所
題名: 人間同士のコミュニケーションにおいて,話し手は言語内容に加えて,表情,身振り,声のトーンなど,ありとあらゆる非言語情報も含めて情動を表現している。こうした多感覚的な情動表現の認知様式には文化差がある可能性を指摘できる。そこで,話し手の表情と音声が表現する情動を独立に操作したときに,聞き手は相手の情動をどのように認知するのかを日本人とオランダ人の間で比較した。実験の結果,日本人は表情判断時には音声からの影響が大きく,音声判断時には表情からの影響は小さかった。つまり,一貫して日本人はオランダ人よりも声への依存性が高かった。この結果は,人間が特定の文化・言語的環境のなかで成育する過程で,多感覚情報に対する注意バイアスを適応的に変化させていることを
示唆する。


Jan 17 2011

原口一博氏 講演会

Category: BY activity, Other, Workshopmatsukat @ 9:00 am

Mr. Haraguchi

   原口一博氏 講演会

日時:平成23年01月17日 午後1〜3時(開場 12:30)
場所:千葉大学・西千葉キャンパス・けやき会館・大ホール(入場無料)
講演タイトル:日本の成長戦略と原口ビジョンー人間理解と適応の視点から
企画・主催:千葉大学COEスタートアッププログラム
      「人間理解のための認知適応科学の創成」
後援:千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻


Jan 13 2011

第7回合同セミナー

Category: Othermatsukat @ 7:37 am

第6回 CogASプロジェクト 合同セミナー

日時: 01.13(木) 16:10〜18:10(予定)
会場:工学系総合研究棟7F第一会議室

発表者:川端 良子(自然科学研究科 土屋・伝研究室)
題名: 日本語地図課題対話における課題遂行と発話の関係の分析
概要:  既存の対話研究では、分析の対象として発話だけに注目するものが多く、課題志向対話であっても課題遂行に関わる行為と対話の関係についての分析はあまり行われていない。しかし、我々の言語使用の場は雑談のような状況があまり変化しない場合だけではなく、刻々と変化する状況の中である目的を果たすために使用される場合もある。人間の言語活動の実態を明らかにするためには、対話参加者がどのように言語を用いて目標を達成させるのかという観点からの分析が必要である。以上の問題意識から、日本語地図課題対話を用いて、課題遂行行為と発話の関係の分析を行った。その結果、古典的な談話モデルでは説明できない行為の流れが多く発見された。古典的な談話モデルから予測される行為の流れを「標準モデル」とし、その破たん例のうち「嘘つき」「先送り」「取り繕い」と名付けた行為について、対話状況による制約の観点からの説明を行う。

発表者:本田 秀仁(人文社会研究科 松香研究室)
題名: “小さな世界”における知識の獲得:ネットワーク構造を視点とする理論的分析
概要: 認知科学分野における人間の知識獲得の代表的な研究としてカテゴリー学習が挙げられる。この研究の多くは独立した個人の知識獲得プロセスに焦点をあてた研究である。一方,現実世界では知識獲得において他者とのコミュニケーションが重要な役割を果たしている。この問題に関して,本研究では「コミュニケーションは誰と行われるのか?」という点に注目し,“どのような人とも短いステップで辿りつける”,また,“自分の知り合い同士が知り合いである確率が高い”といった特徴を持つ“小さな世界”のネットワーク構造が知識獲得の際に果たしている役割について,計算機シミュレーションに基づく理論的な分析を行う


Nov 19 2010

第6回合同セミナー

Category: Othermatsukat @ 7:58 am

第6回 CogASプロジェクト 合同セミナー

日時: 11.25(木) 16:10〜18:10(予定)
会場:工学系総合研究棟7F第一会議室

発表者:青山 郁子(工学研究科デザイン心理学研究室)
題目:School bullying and possible teacher-related factors among a nationally representative sample of schools
概要:The purpose of the study was to examine possible teacher-related factors that limit schools in preventing or reducing bullying among nationally representative sample of elementary, middle, and high schools. The following research questions were to address: 1) Is a lack of or inadequate teacher training associated with the frequency of school bullying?; 2) Does a teacher’s contract limit efforts to reduce school bullying as reported by school administrators?; and 3) Are there any relationships between teachers’ fear of student reprisal and school bullying as reported by school administrators? The data from the School Survey on Crime and Safety (SSOCS) was analyzed, and chi-square analyses (χ2) were performed to examine relationships between the frequency of school bullying and possible teacher-related factors. All teacher-related variables (e.g., teacher training, teacher contract, and fear of students’ reprisal) indicated statistically significant associations with the reported frequency of school bullying.

発表者:澤山正貴(木村研究室) 
題目:輝度が空間的に変動する領域内における明るさ知覚を決定するメカニズム
概要:明るさ知覚は、ある領域から眼に届く光の強度(輝度)だけで決まらず、その領域の周辺輝度によっても影響を受ける。これまで多くの明るさ知覚研究では、空間的に一様で、非常に単純な刺激を用いた検討が行われてきた。近年、そうした刺激状況下における明るさ処理と、日常に近い場面での明るさ処理(複数の物体が存在し、そのそれぞれが異なる輝度をもつという多様な輝度分布のもとでの明るさ処理)が異なることを示す現象が多数報告されている。本研究では、その現象のひとつである分節背景効果(Gilchrist et al., 1999)の生起メカニズムを探ることで、日常われわれが見えの明るさをどのように処理しているのかについて検討している。今回の発表では、空間的体制化(あるものと別のものがまとまりを持ち、そのまとまりが他の領域から切り分けられる働き)の観点から、分節背景効果を検討した研究について紹介する。

セミナー終了後に実験室ツアーを予定しています。今回は、木村研究室のハプロスコープ(左右眼に別々の刺激を提示する装置)で、視野闘争刺激などをお見せする予定です。お楽しみに!


Oct 19 2010

第5回合同セミナー

Category: Othermatsukat @ 1:21 am

第5回 CogASプロジェクト 合同セミナー

日時: 10.28(木) 16:10〜18:10(予定)
会場:工学系総合研究棟7F第一会議室

発表者: 中村 哲之(比較認知研究室)
題目:同一運動刺激の知覚様式に関する比較研究
概要:運動する刺激を迅速に処理し認識することは、ヒトを含めた動物にとって重要である。例えば、複数の刺激が同一運動するとき、ヒトはそれらをまとまりとして知覚することで効率的な処理を行う(共通運命の法則)。本発表では、同一運動又は異なる方向に運動する妨害刺激の中から静止した標的刺激を探す課題をハトとヒトで行った研究を紹介する。体制化による効率的な探索がなされれば、同一運動条件で反応時間の短縮と正答率の上昇が生じると予想したが、ハトではこの予想と真逆の結果を得た。同一運動刺激の知覚様式の種差が生じた原因やその適応的意義について考察した

発表者:山田 美悠(一川研究室) 
題目:視聴覚刺激の同期性に関する印象形成と知覚的判断

概要:TBA

今回は、セミナー後に実験室ツアーを行うことも計画しています。


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